野菜篇
エンジェルファーム生物図鑑
野菜篇
家庭菜園は次のような歓びと学びをもたらしてくれます。
- 種まく歓び、発芽の神秘に立ち合える歓び、双葉子葉が開き、本葉(大人の葉)が育って行く自然の不思議な成長力に立ち合える。
- スーパーマーケットの買い物では、商品として大きく成長したものしか入手できないが、家庭菜園をやると、小さな間引き菜を順次収穫して頂くことができる。実は間引き菜が最も美味しくて贅沢な食べもの。
- 自分で育ててみることによって、今では多くの人が知らない“野菜の旬”を知ることができる。
- 販売するわけではないので、農薬や化学肥料を使わなくてもよく、安心で美味しい食べ物が得られる。流通のプロセスを経ないで、菜園から台所へ直結しているので、もっとも新鮮で贅沢な食材が得られる。
- 野菜に触れ、土に触れることで、忘れていた大地・地球とのつながりを取り戻すことができる。
- 野菜栽培を通して、様々な雑草や昆虫や微生物の存在に気づき、関わるようになる。雨や光や空気が違う意味を持つようになる。抽象概念でしかなかった「自然」がリアリティを持つようになり、内的にも自然と調和した生き方を求めるようになる。それが結果的に身体的・精神的・スピリチャルな健康をもたらしてくれる。
- 自分で種をまいて、野菜の成長のプロセスを見まもるからこそ、その命をいただくことへの“感謝”の気持ちが自然に生まれる。現代人が忘れている感謝の念を実感することができる。