十時花園

十時花園 TOTOKI KAEN

「花の結晶」という名前で2000年7月13日にUPした記事を復刻します。BGMは友人Nが作ってくれました。当時、ホームページ用のBGMはmidi形式が主流でした。当然、このコーナーのBGMもmidi形式でした。

ところが今私たちが利用していますこのHPのシステム(QHM)ではMP3しか使えないので、フリーソフトでmidiファイルを無理矢理MP3形式に転換しました。すると、やはり響きがややおかしいです。が、当時の感じを再現するためにアップします。

花の結晶

村のパン工房に飾ってあるプランターの花がいつも気になっていた
あまりにも綺麗だったんです
どんな人がこんなプランターを作ったんだろう?
それを確かめに行ったのが
豊後千歳村の十時(ととき)園芸さんとの出会いでした・・・

画像の説明

多種多様な色とりどりの花が栽培されている
自他ともに認める九州一の水準
そこに至るには27年ほどの粘り強い努力と探求があった
ひとつひとつの花の性質を理解して
それに合った土を調合するんです

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花栽培については本にもいろいろ書いてあるし
大学の先生も深く研究されているでしょうが
十時さんは何も読まないで独力で探求されてきた
本を信じないで花を見つめてきた
でもやっぱり最初のころは失敗して泣き
絶望した日もあったとか

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これはペチュニア
7月10日時点ではこの花と日日草が主流だった
季節ごとにあらゆる花苗を栽培されている

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十時園芸さんの花苗は芸術作品
自然と十時さんの合作による芸術
花が自分の持てる可能性をトータルに発揮している
花の結晶といってもいい

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十時園芸さんは旅行に行かない
ほとんどどこにも遊びに行かない
毎日毎日水やりがあるんです
自動灌水機をつければいいようなもんですが
あえてそれを導入しない
生命を育てるのを機械には任せられないという考え方なんです
十時園芸さんのこだわりです

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一鉢一鉢大切に水やりします
一鉢ごとに水をほしがっているか、いないかを瞬時に見分けて
ホースの出水口を指で調整する
画家が絵をかくときの指づかいに近いノリ

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これは日日草
葉にガンを予防する効果があるので注目されたこともある
十時園芸さんの花の秘密は土にあります
土に対するこだわりが尋常ではない

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でも土だけじゃない
花に注ぐ愛情もちょっとマネできません
子供を育てるのと同じなんです
売るときは嫁にだす気持ちとか・・・
「幸せになってくれよー!」
「大切にしてやってくれよー!」と祈るような気持ちだそうです

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鳳仙花です
インド~東南アジア出身
日本には室町時代に渡来したとか
最近は見なくなってきたね
むかしはこの花とカタバミの葉をもんで
爪を赤く染めていたらしい
マニキュアですね
葉の乾燥葉は風邪薬になります
・・・

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当時、十時園芸(現十時花園)さんには、こんなバンが設置されていてこの車のなかが会議室になっていました。今はもうこのバンはありません。簡素な建物とはいえ、今はパソコンや冷蔵庫やテーブルや事務机がある部屋で会議します。

でもこのバン、懐かしいですね・・・
2012/01/20

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