カトマンドゥの牛

カトマンドゥの牛 in Nepal
2000/06/20【復刻版】

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中国のチベット侵略以来
たくさんのチベット僧・グル・リンポチェたちが
ネパールに亡命してきて
たくさんのチベット仏教の寺院が建造されている
まあ牛にとってはどうでもいい話ですが・・・

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とにかくヒトのアタマのなかというのは
ゴチャゴチャ、グジャグジャ、ゴタゴタだらけ
ところが牛といったら
明日を思いわずらっている牛なんて見たことがない
だからもちろん
悔い改める牛なんていうのも見たことない
思いわずらい悔い改め
ヒトってたいへんですね

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牛はどこにいても絵になる
何をしても絵になる

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それは彼らが裸だからかも知れない
ヒトは知恵の木の実を食べてから
裸を隠すようになったという・・・ 
でもたぶん裸=真実 衣装=虚妄
で 聖者マハヴィーラは裸で生きたんですね

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まわりに裸で生きる存在が
ゾロゾロいるということはいいことだと思う
でなかったら虚妄が当たり前になってしまう
そういう意味では日本は典型的な虚妄社会
「裸の王様」的社会ですね

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安全・衛生・快適・便利・・・
現代日本人が追求してきたものはそれかな
まあいいけれど何か真実味に欠ける
確かにネパールはインドより不潔かも知れないけど
日本みたいにインチキ臭くない

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万物の霊長が捨てたゴミのうえに横たわる聖なる牛
ゴミの中からときどきは食べ物が出てくる
もちろんろくなものではないけれど
聖なる牛は悠然としている
ゴミの上にあってすら悠然としていられるのは
ただものではない証拠

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ガイドブックも何も持たずに行き当たりばったり
気まぐれ観光(?)していると水牛のむれに遭遇

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近づいてみるとやけに大きい水牛たち
ネパールの水牛もインドの水牛同様
無愛想なお顔立ち

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川を渡って、ふとみると
水牛の足だけがいっぱい河原に並んでいた
異様な光景に思わずクラクラッとしました
そこは水牛を、と殺する場所だった
その川は水牛たちにとって
さんずの川だったんです

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さんずの川の岸辺には
こんなふうに骨を積み上げた山がいくつもありました
究極の裸体・・・

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